転職の最終面接は誰と面接するの?面接時の注意点は?(よくある質問と回答集つき)
転職活動の最終地点である最終面接。一次面接、二次面接を経ての最終面接(企業によっては三次面接があることも)まで来ればほぼ内定だ、と思いがちですが、まだまだ油断は禁物です。実は最終面接を通過する確率は30~50%なのだとか。つまり、最終面接で脱落する可能性も十分ありえると言うことです。
最終面接を突破すれば無事に内定を勝ち取れるため、このシーンを上手に切り抜けることができたら転職成功は約束されたようなものです。しかしながら、最終面接を甘く見て転職に失敗している人が多いのも事実です。事実、筆者も某大手企業の最終面接において、準備不足で落とされたことがあります。
この記事では、これから転職を検討している皆さんが最終面接に進んだ時の必要な事前知識と注意点について、筆者の経験も交えて解説します。
最終面接は、事前知識を持っておけば怖いものはない!
最終面接まで来たらゴールは目前です。だけど気を抜いたらいけません。前述のとおり、最終面接を突破する率は30~50%です。それでも、事前に最終面接のノウハウを蓄えておくことで内定を獲得することは可能になるのです。
聞かれることは今後のビジョン
最終面接は、会社側が「応募者が今後どれだけ会社に貢献できるのか」「会社と相性が合うのか」を確認するためのステージだと思ってください。主に聞かれることは今後のキャリアビジョンです。「○○をして御社に貢献したい」「10年後にはこういう姿になっていたい」そんなビジョンを予め用意しておきましょう。また、前職の退職理由についても改めて聞かれることもあるので、一次・二次面接とブレがないよう復習しておきましょう。
最終面接での注意点は、ズバリ「気の緩み」です
一次面接、二次面接を通過した人であれば、最終面接はその延長線と考えてしまうこともあるかもしれません。ただ、その気の緩みが命取りになります。
最終面接でのお相手は、役員などの会社の上層部です。プロ中のプロの社会人です。ここで気を緩めてこれまでの面接と同様に対応してはたちまち不採用となるので最終面接こそ気を引き締めるようにしましょう。
服装はもちろん、立ち居振る舞いもチェックされているので最終面接時は一切気を抜かないように!
最終面接の面接官は社長?それとも…?
一次面接や二次面接では人事担当者のことが多いものの、最終面接での面接は役員レベル以上のことが多いようです。中には経営者自身と面接することも……!
私自身、某大手企業の編集職に応募した際、最終面接は社長でした。無事(?)に落ちてしまいましたが、敗因は4つ。
- 企業リサーチをあまりしていなかった
- 一次、二次面接で「受かるよ」と言われたので余裕がありすぎた
- 社長がフランクだったのでフランクに話しすぎた
- 今後のビジョンをまったく話さず雑談になってしまった
などがあると思います。
逆に、中小企業では一度の面接で採用されることもあります。私も経験がありますが、社長と話してそれで採用。スーツなど持っていなかったので、ジャージで面接に行きました。採用された理由は「声が良かったから」でした。編集職に声が関係あるのか、いまだに理解しかねるのですが、そんなケースもあるということを覚えておいてくださいね。
最終面接でよくある質問と回答集
では、最終面接でどんなことを聞かれるのでしょうか。シミュレーションしてみましょう。
「将来どんなことをしたいですか?」
「5年後には」「10年後には」と、将来のビジョンを意識した回答を準備しておくことが良いでしょう。そんな先のことをイメージできない、という場合も、応募した仕事の会社の経営方針を理解して、それに沿った回答を用意しておくことが得策です。
「求められた仕事を遂行しながら、○○にもチャレンジして貢献したい」と伝えることが模範的です。
「前職を退職した理由は?」
一次、二次面接でも問われることですが、最終面接でも改めて退職理由を聞かれます。理由は何であれ、一次、二次面接と一貫した理由を貫くことが重要です。
「キャリアアップをしたい」というのはマンネリに感じられてしまうかもしれないので、「家族が増えたからお金が欲しい」「家のローンが大変だから転職したい」など、具体的な退職理由を告げることがポイントです。
最終面接で緊張しないようにするには?対策法
緊張しない人間など存在しません。緊張当たり前、と思って最終面接に挑んでください。しいて言うなら、時間に余裕を持って面接に挑むことです。その際、身だしなみをチェックすることも精神的な余裕につながります。
また、事前に考えられうる質問内容への回答を用意しておくことも、緊張回避にはもっとも有効です。
最終面接は未来の上司との顔合わせです
最終面接まで来たら、内定は目の前です。ここでスマートに振舞えたら、新しい人生がスタートします! 最終面接は、ある意味職場の未来の先輩との顔合わせ。もしかして一生のお付き合いになるかもしれないので、失礼のない言葉と態度、身だしなみで挑むようにしましょう。
おすすめ人材会社 3選
たくさんあってどれを選んでいいかわからない、選んでいる時間がないという方も、まずはここを見てみましょう!
良い求人が見つかること間違いなしですよ。
1.WILLOF(ウィルオブ)
WILLOF(ウィルオブ)は、約8割の方が半年以上のお仕事を継続しているという実績をもつ派遣会社です。満足度が高いのは、求人紹介だけではなく、お仕事がはじまってからもサポートやフォローが充実しているので安心して働けるから。業種にあわせた研修制度もあるので、お仕事に不安がある方でも自信をもって働けるようになりますよ。
2.スタッフサービス
オフィスワークに強いスタッフサービス。オー人事のCMが有名な派遣会社です。求人数も多く、自分にあった求人をみつけやすくなっています。登録した方だけに非公開求人が送られてくるのも魅力的です。
3.マイナビエージェント
マイナビエージェントは20代の若手層向けの求人を多く取り扱っています。転職面接の選考突破率の高さが光り、効率よく転職を勧めたい方に適している転職エージェントです。